ペスカタリアンはあまり馴染みのない言葉ではないでしょうか?
・食生活を改善したい
・毎日なんとなく不調だけど、原因がわからない
・もっと活動的に過ごしたい
そんな方は、ペスカタリアンの生活が役立つかもしれません。
完全に菜食主義なのはハードルが高いと感じますよね?
そんな方でも、ペスカタリアンなら気軽に取り組めますよ♪
ペスカタリアンのメリット・デメリットを知って、調子の良い毎日を過ごすきっかけにしてください^^
ペスカタリアンのメリット
ペスカタリアンのメリットは、
・少しの量でも満腹感を得やすいものが多い
・疲労回復が早まり、疲れにくくなる
・穏やかな気持ちで過ごせるようになる
・病気のリスクを軽減できるという研究結果もある
など、健康面やメンタル面でも様々なメリットがあります。
詳しくご紹介します^^
満腹感を得やすい
ペスカタリアンは主に植物由来の食品を食べます。
食物由来の良いところは、食物繊維がたくさん含まれていること!
食物繊維は食べると満腹感を得やすく、また持続しやすいです。
さらに、脂っこいメニューを取り入れにくいので、結果的に体重の減少につながったと感じる人もいます。
肉をメインとした食事だと、どうしても油が多くなりがち!
ペスカタリアンのメニューを取り入れると、自然と油物を避けられるのは嬉しいですよね♪
疲労回復を早める
食事をするということは、体に負担をかけていることはご存じですか?
食べ物によって消化の時間が違っています。
肉類の場合、約12~24時間ほどかかると言われていて、消化につかうエネルギーをたくさん必要としてしまいます。
年齢を重ねるうちに、翌日まで胃に何か入っている感覚を感じることはありませんか?
私も夜に肉類をたくさん食べると、翌日の昼を過ぎても、おなかが鳴らなくなりました^^;
それだけ消化に時間がかかっているということであり、体に負担をかけ続けていると感じます・・・。
ペスカタリアンの食事では肉類を食べないため、消化に使っていたエネルギーを疲労回復に使うことができます。
そのため、疲れにくい体になると言われているんですね!
穏やかな気持ちで過ごせる
穏やかな気持ちでいるというのは、ホルモンバランスが影響することもあると言われています。
肉には抗生物質やホルモン剤が含まれている(これは動物の飼育環境によるもの)と言われ、肉を食べないペスカタリアンは、ホルモンバランスの乱れが自然と少なくなります。
そのため、気持ちが穏やかになるとされています。
毎日を気分よく過ごすのは憧れますよね^^
ニコニコ笑って過ごせるようになるには、リスクのある肉類の摂取を控えることも大事ですね。
病気の予防
肉を抜いた食事は飽和脂肪酸の摂取量を抑え、コレステロール値なども安定しやすい傾向にあります。
それにより、様々な病気のリスクを軽減できる、という研究結果もあります。
肉は食べられないけど魚は食べられるので、メイン料理も満足感のあるものが食べられます。
なので物足りなさを感じず、続けやすいと思いますよ^^
麺類を食べたいけど、小麦を食べるのは健康面で気になる・・・。そんな方には”豆腐麺”がおすすめです♪
ペスカタリアンのデメリット
ペスカタリアンのメリットはお伝えしましたが、もちろんデメリットもあります。
・水銀を取りすぎる傾向にある
・免疫力の低下
以下、詳しく説明します。
水銀を取りすぎる可能性
魚には水銀が多く含まれるものもいます。
特に妊娠中や授乳中のママは、水銀の摂取に気を付けていた方が多いと思います。
私も長男の妊娠中はマグロの摂取を控えてました・・・。
お刺身が大好きなので、これは辛かった^^;
(次男の時は、我慢できず少し食べました/笑)
マグロなどの大型の魚は多くの水銀を含む傾向がありますが、サーモンなどの小型な魚は、水銀量が少ないと言われています。
小さな子供にとっても水銀は問題になることも多いので、水銀量の少ない魚を選びたいですね♪
免疫力の低下
免疫力は、亜鉛が不足すると低下すると言われています。
亜鉛は、牛肉・羊肉などの肉類に多く含まれていて、肉類を食べないペスカタリアンは不足がちになります。
健康を維持するために重要な免疫力。
肉以外から亜鉛を補う工夫が必要です。
肉類よりも値段が高い
100g当たりの値段が、肉より高いのが難点。
肉よりも量増しし辛いのも悩ましいです^^;
主婦としては、やっぱり値段は重要ですよね!
そこで取り入れたいのが、缶詰!
安価で値段も安定していて、子供も食べやすいのが嬉しい♪
新鮮な魚介類が手に入りづらい時は、缶詰も上手に取り入れてください^^
缶詰はアレンジしやすく、たくさんのレシピ本も出てます!
おすすめ本はこちら♪↓↓
ベジタリアンとの違い
ベジタリアンとは、
・肉や魚を食べない
・卵や乳類の摂取は本人の自由
・食物性食品を中心にした食生活
とされています。
しかし近年では、”畜肉を食べない人”をベジタリアンとする傾向があり、ベジタリアンの分類も多岐にわたります。
なので、ペスカタリアンもベジタリアンの分類の1つと考えられます。
まとめ
ペスカタリアンはヴィーガンと違い、魚介類や乳製品・卵への制限がない分、日本人の私たちにも取り入れやすい食生活です。
人生100年時代と言われる今、死ぬまで健康でいたいですよね!
動物の肉を食すことのデメリットはわかっているつもりでも、植物性だけでは物足りなさを感じてしまいます。
今回ご紹介したペスカタリアンは魚介類を食べられるため、男性にも取り入れやすいのではないでしょうか?
しかし、魚介類ばかり食べるのも、少し心配なことが。
私は刺身が大好きでお寿司も大好きなので、毎日でも食べられますが!
生の魚を食べるときは、寄生虫のリスクがあります。
(怖いのでここでは割愛します)
加熱した調理法も取り入れながら上手に取り入れ、毎日調子のよい体づくりをしたいですね^^